2024年11月3日、香港のショッピング地区コーズウェイベイにあるIKEA店舗で、ソファに腰掛ける若者たち(写真:ムラデン・アントノフ/AFP)(写真提供:MLADEN ANTONOV/AFP via Getty Images)

中国経済が減速 若者世代が「寝そべり」「非婚化」

中国経済の悪化が続く中、多くの若者が失業や低賃金に苦しみ、親の援助に頼って生活している。90年代生まれや2000年代生まれを中心に「寝そべり(積極的に努力せず、現状に満足する生き方)」や結婚・出産を望まない若者が急増している。専門家は、こうした傾向が中国の人口減少を急激に加速させ、労働力不足を引き起こし、最終的には社会不安につながる恐れがあると分析している。

中共の民政部が発表したデータによると、2024年の結婚登記件数は610.6万組で、前年同期比20.5%の減少となった。

現在、中国では少なくとも29の省が結婚休暇を延長しており、各地で現金や物品による奨励策を相次いで導入している。その中でも広州の南嶺村では、結婚・出産奨励金が最大で20万元(約400万円)に達している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の内部事情に詳しい、豪州在住の法学者・袁紅氷氏は16日、米メディア「看中国」の取材に応じ、中共がパキスタンを経由してイランに兵器や弾薬を秘密裏に輸送していると明かした。袁氏は、中共がイラン情勢を「第二のアフガニスタン」と位置づけ、米国の注意をイラン戦争にそらそうとしていると指摘した。
トランプ大統領の中国訪問をめぐり、中国共産党から制裁を受けているルビオ国務長官の同行に注目が集まっている。中共外交部は3月16日の定例記者会見で、これまでルビオ氏に科していた中国への入国禁止の制裁措置については現在失効していると示した
中国の「理想企業」が社員に800億円配布。その裏に何があるのか、美談か、それとも防衛策か
中国でまた「帰郷ラッシュ」。年明けなのに逆流、出稼ぎ労働者が仕事を見つけられず次々帰郷
中国で最近、頼んでいない荷物が届く事例が急増。中身はモバイルバッテリーで、接続した瞬間スマホの情報が抜かれる恐れがある