ココアを毎日少し——炎症・心臓・体重ケアにうれしい効果
チョコレートは好きですか? ココアはその原料としてよく知られていますが、実はそれだけではありません。かつては「神の食べ物」と呼ばれ、金と同じくらい貴重とされていた神秘的な食材でした。古代南米では、マヤ文明やアステカ文明の人々がココアを贈り物や通貨、さらには薬として用いていました。ココアを粉末にしてスパイス(唐辛子やバニラなど)を加えた飲み物にし、気分を高めたり、体力をつけたり、病気を予防する目的で飲まれていたのです。
ココアがヨーロッパに伝わった初期には、特に貴族や王族の間で大変な人気を博しました。当時はココアが非常に希少で運搬も困難だったため、1杯のホットココアはまさに贅沢な楽しみとされていたのです。小さなカカオ豆には、文化、富、そして健康の秘密が詰まっていて、多くの人々が競って手に入れようとしていました。
ココアは気分をよくしてくれる甘い食べ物というだけでなく、実は自然の「スーパーフード」でもあります。体の内側から外側までサポートしてくれる、抗炎症作用や抗酸化作用、気分の向上、代謝の促進といった多彩な効果があります。ココアに含まれる成分には、フラバノール、ポリフェノール、マグネシウム、鉄分、カリウム、カフェイン、フェネチルアミン(PEA)などがあり、これらはどれも私たちの健康に良い影響を与えるものばかりです。
関連記事
蜂蜜はエナジージェルに匹敵するエネルギー補給効果がある。ブドウ糖と果糖をバランスよく含み、運動前後のグリコーゲン補充や体力回復にも役立つ。マラソン世界記録選手も取り入れた、天然の補給食品としての活用法を紹介。
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。