新唐人テレビ

中国芸能界の締め付けが限界点に 「台本から一歩も外れるな」

中国の芸能界に対する検閲が一段と強化されている。各地の公演業界の関係者によると、中国共産党(中共)の文化観光部が最近、あらゆる芸能関連の公演を「制度化」するよう求める通知を発表した。すべての公演は脚本通りに実施し、即興での演出は一切認めないとしている。アナリストによれば、中共は芸能作品で敏感な話題が扱われることを恐れ、統制を強化し続けており、そのことが政権が抱える恐怖という深層心理を反映しているとみられる。

北京の複数の演出・芸能プロダクションによると、当局からの通知では、相声(漫才にあたる)や劇場コメディなど、本来は即興性を伴う演目についても、すべて台本どおりに上演するよう求められており、いかなる現場でのアドリブや調整も許可されないという。

北京のある芸能事務所の代表である許さんは、交通事故や重大事件など、公共的な出来事に関わる内容は、いずれも公演で扱ってはならないとされている。また、否定的な感情を帯びたネットの流行語も削除するよう求められているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で客がAIに暴言を吐いたら、AIも暴言で応戦。映画チケットの返金トラブルが、まさかの「人間VS AI」の口げんかに
中国の観光地で「買ったら負け3点セット」知ってる?
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
映画「国家の臓器」の上映をめぐり、台湾の配給会社に脅迫相次ぐ。爆発物を仕掛けるとの脅迫も。6日、責任者は台北でデモと上映会を開催し「恐怖を打ち破る」と上映継続を表明。中国当局による「越境弾圧」を指摘する声も上がっている