医療用大麻の効果「科学的根拠は乏しい」 120超の研究を総合分析
120件を超える研究を対象とした新たなレビュー(過去の研究を総合的に分析した論文)により、不眠症を含むさまざまな疾患に対して、医療用大麻の使用を支持する確かな証拠はほとんどないことが結論づけられた。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、大麻から抽出される化学成分であるカンナビノイドについて、抗がん剤治療に伴って起こる吐き気や嘔吐、てんかん発作など、限られた症状に対して承認している。一方で、食欲不振や不眠症、慢性的な痛みなどの症状を抱える患者の中には、FDAの承認対象外で医師から処方されたり、州法で認められた制度を通じて入手したりした医療用大麻やカンナビノイドを使用している人も少なくない。
しかし、2010年1月から9月までに公表された関連研究を精査した結果、多くの疾患について、医療用大麻の有効性を裏付ける「十分な科学的根拠は確認できなかった」と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの研究者らは結論づけた。この論文は、11月26日付で米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association)に掲載された。
関連記事
アップル初の折りたたみスマホiPhone 「Duo」で、発売直後から画面破損の報告が相次いだ。アップルは10月26日、ごく少数の端末で不具合が発生していると認め、交換対応を案内
米国防総省がUFO関連の機密解除文書第7弾を公開。1947年のロズウェル事件で卵形の飛行物体や遺体を見たという元米軍関係者の証言に加え、スキンウォーカー牧場での謎の生物の目撃報告も含まれていた
米巨大ITによるAI投資の急拡大と現実的リスク、そして中国共産党が「発展途上国の支援」を偽り進めるデジタル支配の罠を検証。自由と安全保障を守るための賢明な判断と技術選択を提言する
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る
高度なAIモデルが、人間には完全には理解できない言語をすでに使っている可能性がある。米AI研究機関「Apollo Research」のホブハーンCEOが9月30日、米上院国土安全保障・政府問題委員会の会合で証言した