2025年5月9日、ギニア国旗を掲げた原油タンカー「アヴリル号」が、ベネズエラのマラカイボ湖で原油積載を待っている。(FEDERICO PARRA/AFP via Getty Images)

トランプ大統領 マドゥロ政権を外国テロ組織に指定 制裁対象タンカー航行を全面封鎖

トランプ大統領は12月16日、ベネズエラの指導者ニコラス・マドゥロ(Nicolás Maduro)政権を「外国テロ組織(FTO)」の指定対象とし、ベネズエラに出入りする制裁対象タンカーに対して「全面的かつ徹底的な封鎖」を命じた。この措置は、アメリカがベネズエラへの圧力を一層強める最新の動きとみられている。

トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」で、「ベネズエラはすでに南米史上最大規模の艦隊によって完全に包囲された。この艦隊はさらに拡大し、彼らはかつてない衝撃を受けることになるだろう——彼らが我々から盗んだすべての石油、土地、その他の資産を、アメリカ合衆国に完全に返還するその日まで」と記した。

同氏は、マドゥロ政権が石油収入を利用して「麻薬テロリズム、人身売買、殺人、誘拐」などの犯罪活動を資金援助していると非難した。また、「アメリカ資産の窃取」および「テロ活動、麻薬密輸、人身売買」などを理由に同政権を外国テロ組織の指定対象としたうえで、ベネズエラに出入りする制裁対象タンカーの航行を「全面的かつ徹底的に封鎖(A TOTAL AND COMPLETE BLOCKADE)」すると表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル専門家が指摘:トランプ氏の軍事行動はイラン・ベネズエラを打撃し、中共の石油パイプラインを断つ「酸素戦争」。旧秩序を破壊し、権威主義体制の瓦解を促す新地政学
パナマ当局が香港CKハチソン傘下のパナマ港湾会社オフィスを捜索。最高裁が港湾契約を違憲判断し、政府がターミナル接収。中共が非難する中、パナマ大統領は法の支配を堅持と強調
米国際貿易委員会(USITC)が2月26日、中国の最恵国待遇(PNTR)撤回時の経済影響調査を開始。6年間の影響を検証し、8月報告予定。トランプ大統領の訪中を前に、米中貿易摩擦再燃の兆しかも
トランプ米大統領は2月19日の平和委員会で、国連への資金提供と機能強化を表明。「国連を再生させる」と強調し、米国が支援して持続運営を確立すると語った。過去の削減方針から転換か
ルビオ米国務長官のミュンヘンでの演説は多くの欧州指導者を不安にさせたが、それでもなお、万雷の拍手で迎えられた