(大紀元)

安倍元首相暗殺事件 検察側が山上徹也被告に無期懲役を求刑

奈良地裁で開かれている安倍晋三元首相銃撃事件の裁判員裁判で、検察側が山上徹也被告(45)に無期懲役を求刑した。山上被告は殺人罪の起訴内容を認めており、量刑判断が最大の焦点となっている。

山上徹也被告は2022年7月、奈良市で参院選の応援演説中だった安倍元首相を手製の銃で銃撃し、死亡させたとして殺人や銃刀法違反などの罪に問われている。​公判で被告は「私のしたことに間違いありません」と述べ、殺人罪について起訴内容を認めており、争点は犯行の目的や動機、生い立ちをどこまで量刑に反映させるかに移っている。

産経新聞によると、論告で検察側は、襲撃対象が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)幹部から安倍氏に移ったことについて「論理的に飛躍がある」と指摘し、犯行は「短絡的で人命軽視は甚だしい」と述べたという。戦後の日本で前例のない、元首相が選挙期間中に多数の聴衆の前で白昼銃撃され死亡した事実を踏まえ、検察側は「極めて重大な結果と社会的反響をもたらした犯行」と位置づけている。



手製銃は複数弾を同時に発射できる強力な構造で、被告が事件のかなり前から銃の製造と試射を繰り返していたことから、高度な計画性と強固な殺意があったとし、被告の刑事責任は極めて重いとして無期懲役を求刑した。​

▶ 続きを読む
関連記事
AnthropicのAI研究者が、AIが今後10年以内に人類を滅ぼす確率について「10%超」との見方を示した。元研究員もOpenAIとAnthropicの開発競争を批判。自己改善型AIや超知能、AIアラインメントのリスクに注目が集まっている
「米国のノーベル賞」とも称されるラスカー賞に、日本人4人が選ばれた。柳沢正史氏の睡眠研究や、血友病治療薬の開発を評価。日本人の受賞は2014年以来12年ぶり。ノーベル生理学・医学賞への期待も高まる
愛知県名古屋市は9月8日、記録的な豪雨となっている。8日夕方、市内で極めて激しい雨をもたらす線状降水帯が発生し、複数の人が負傷したほか、400校を超える学校が休校となった
日本ウイグル協会は7日千葉市へ親書を提出し、中国共産党によるウイグルへの凄惨な人権侵害を記した書籍などを手渡した
デジタル教科書を法的な「教科書」として位置づける改正法が成立した。2030年度以降、動画や音声を紙と組み合わせる教材の導入が見込まれる。課題は端末環境と効果的な授業活用だ