カナダなどから中国に帰国した中国系住民の間で、中国当局による二重国籍をめぐる精査を受けたとの報告が相次いでいる (HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

中共 二重国籍者の精査拡大 戸籍抹消や入国拒否も

最近、カナダなどから中国に帰国した華人の間で、中国の出入国管理当局による二重国籍をめぐる審査を受けたとの報告が相次いでいる。外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持している人に対し、現場で戸籍抹消の手続きが開始されるケースも出ている。専門家は、中国共産党(中共)のこうした動きの背景には、少なくとも五つの狙いがあると分析している。

12月3日、中国メディアは、全国の主要な入国・出国管理拠点で、二重国籍者を対象とした精査が始まったと伝えた。これまでのように戸籍の抹消を促す指導にとどまる対応とは異なり、今回は猶予期間が設けられず、二重国籍者は出入国時にシステム上の警告が直ちに作動するという。

例えば、河北省衡水の拠点では、カナダ国籍を取得した中国系男性が到着直後に当局に呼び止められ、入国は認められなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
熊本県で発生した地震を受け、米国やフランス、イタリア、カナダ、インド、クロアチア、ブラジルなど数十か国や、国連、国連大学からお見舞いのメッセージが寄せられた
FCCは、中国企業が製造した半導体や通信部品など、論理処理機能を持つ部品を搭載した機器の販売を禁止した。米中サプライチェーンのデカップリングがさらに進む
トランプ米大統領は28日午前、ホワイトハウスで、訪米したウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ウクライナは […]
「暴政とは関係を持たない」 コロンビア次期大統領がキューバ、ニカラグアとの断交を表明
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制