片山さつき財務大臣(動画のスクリーンショット)

26年度予算案 122兆円で過去最大

政府は26日午前、2026年度の一般会計予算案を閣議決定した。歳出総額は122兆3092億円で、前年度当初を7兆1114億円上回り 2年連続で過去最大規模 となった。

歳出では、社会保障費が高齢化や診療報酬引き上げを背景に7621億円増の39兆559億円となった。防衛関係費は米軍再編関係費などを含む防衛費も3349億円増の9兆353億円で過去最大を更新した。文教科学振興費は高校授業料無償化などで3846億円増の6兆406億円となった。

国債費は金利上昇を反映して3兆579億円増の31兆2758億円に膨らみ、利払い費の増加が歳出全体の伸びを牽引した。 想定長期金利は約3.0%とされ、市場環境を反映している。

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