シャッターを下ろした商店が並ぶ商業街、2025年12月、中国河北省保定市。(映像よりスクリーンショット)
街は「生き残る」ために自ら息を止めた。

中国で商売が止まる瞬間 「検査の名」で街が息を止めた【動画あり】

「来るぞ」。

誰がどこから聞きつけたのかは分からない。だが「侵略者が来る」という噂が、店主たちの間を一気に駆け抜けた。

中国・河北省保定市の商業街。次の瞬間、飲食店もコンビニも市場も、シャッターが一斉に下りた。

街は無人になった。残ったのは、閉ざされた店先と不気味な静けさだけだった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のクリスマスは一味違う。12月24日は「戦争に勝った記念日(長津湖勝利日)」 、サンタは清朝の悪役・鰲拜(オボイ)。祝うことは許されないが、消し去ることもできない。中国式クリスマスの不思議
中国共産党はガザ紛争を自国の影響力拡大の好機と捉え、イラン経由の資金援助や国連での外交戦、巧みなプロパガンダを駆使。米国の威信を削ぎ、中東での新たな調停役を狙う北京の戦略的野心とその手法を鋭く分析
中国で博物館が一斉に休館。きっかけは、国を代表する南京博物院で浮上した名画消失疑惑だ。文化財は本当に守られているのか。不信が全国に広がっている。
記者 ティファニー・メイ: 「リック・フィッシャーさん、本日は再び番組にお越しいただきありがとう」 国際評価戦 […]