去年は相次いで拡散 何が変わったのか
中国の台湾包囲軍事演習 今年は台湾芸能人が一斉沈黙
中国当局は12月29日、台湾を取り囲む形での大規模軍事演習を発表した。陸軍・海軍・空軍・ミサイル部隊を動員し、実弾射撃まで予告する強硬な内容だった。だが、ネットの空気は拍子抜けするほど静かだった。
例年なら、真っ先に反応が出る場所がある。中国の交流サイトだ。
中国国営メディアが威嚇的な文言を添えて投稿すれば、中国の芸能人が一斉に転送し、そこに台湾の芸能人のうち、いわゆる「愛国」系が続く。
ところが今年は違った。
「愛国」系を含む、台湾の芸能人たちは、誰一人として反応を示さなかったのである。
関連記事
台湾政府は2027年度予算案で、国防関連支出を前年比18.2%増の1兆1,225億台湾元へ拡大する方針を決定した。GDP比は3%を超え、過去最大規模となる。国民への一律現金給付や社会福祉、公共建設も増額する
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。