浜岡原発(Shutterstock)

中部電力 浜岡原発の審査めぐる不適切なデータ操作を公表

中部電力は2026年1月5日、浜岡原子力発電所3号機および4号機の新規制基準適合性審査において、基準地震動の策定プロセスに不適切なデータ操作があったことを公表した。地震の揺れの想定を算出する際、審査会合での説明とは異なる、あるいは意図的な手法でデータを選定していた疑いが判明したものである。

1. 事案の背景と不適切な操作の実態

中部電力は2019年1月の原子力規制委員会(NRA)審査会合において、基準地震動の策定に「統計的グリーン関数法」を用いる際、計算条件の異なる20組の地震動を算出し、その平均に最も近い波を「代表波」として選定すると説明していた。しかし、実際には以下の不適切な手法がとられていたことが明らかになった。

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