( I-Hwa-Cheng/AFP via Getty Images)

米国と台湾 関係を一段と強化

経済・軍事・外交の各面で接近示す兆候が相次ぐ

【論評】

ドナルド・トランプ米大統領は最近、ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、中国の習近平が台湾を攻撃するかどうかは「彼次第だ」と述べた。これは事実であるものの、一部メディアでは、トランプ氏が台湾防衛から後退したかのように受け取られた。しかし、そうした見方は事実からかけ離れている。

ドナルド・トランプ米大統領は最近、ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、中国の習近平国家主席が台湾を攻撃するかどうかは習近平国家主席自身の判断に委ねられるとの認識を示している。そのうえでトランプ大統領は「台湾を攻撃すれば強い不満を抱く」と習近平に伝えたと説明し、また習近平はそのような行動には出ないと考えているとも述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
論評 ダリル・コードル米海軍作戦部長は最近、潜水艦を巡る問題について厳しい数字を示した。米国の潜水艦引き渡し数 […]
カナダと米国の対立背景にある「経済安全保障」の課題を解説。米市場へのアクセス維持と中国への依存回避という板挟みのなか、CUSMA交渉でカナダが直面する主権と強靭な戦略的バランスの必要性に迫る論評
中国が北極圏での存在感を拡大している。北方海航路の利用や軍民両用の研究施設を通じて地政学的影響力を高める北京に対し、民主主義諸国が「第二の南シナ海」化を防ぐため警戒と規制を強める動きを論評する
欧州最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、消費者を無視してEU規制当局の命令を優先した代償が、市場シェアの喪失、生産性の低下、大規模な人員削減であることを今、思い知らされている
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します