グリーンランド北部の「ピツフィク宇宙軍基地」(旧チューレ空軍基地)(Traasdahl/Ritzau Scanpix/AFP/Getty Images)

トランプ氏がなぜグリーンランド購入にこだわるのか 米財務長官が説明

ベッセント米財務長官は1月18日、トランプ米大統領がグリーンランドの購入に強い意欲を示す理由について詳しく説明し、「北極をめぐる争いは現実のものだ」と強調した。ヨーロッパは弱腰で、グリーンランドは中国やロシアから侵攻される事態を防ぐことができないと指摘。仮に戦争が起きれば、アメリカはNATO条約に基づき、参戦を余儀なくされるという。グリーンランドがアメリカの一部となれば、アメリカの強力な抑止力によって戦争は回避できると述べた。

ベッセント氏は同日、NBCテレビの番組「ミート・ザ・プレス」に出演し、振り返れば、この100年以上にわたり、アメリカの大統領たちはグリーンランドの取得を望んできたと語った。

「グリーンランドはアメリカの国家安全保障にとって極めて重要だ。私たちは『ゴールデン・ドーム』と呼ばれるミサイル防衛システムを構築している。トランプ大統領の戦略は長期的なもので、今年や来年だけを見ているのではない。北極で将来起こり得る戦争を見据えている」と説明した。

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