(dimid_86/shutterstock)

専門家が警告:内側アイラインの落とし穴 クレンジング不足が目を傷つける

 「ある会社員の女性患者が、ドライアイが次第に悪化し、視界が常に薄い膜に覆われたように感じると訴えました。顕微鏡検査を行ったところ、驚くことに眼表面全体が雪片のような化粧品の粉末で覆われていたのです。画像を用いて説明した後、患者は化粧方法に注意すべきだと理解し、その後、症状は明らかに改善しました」

アメリカ白内障・屈光手術医学会会員であり、台湾・珍世明眼科クリニック院長の王孟祺氏は、エポックタイムズの取材に対しこの症例を紹介し、アイラインは睫毛の生え際の外側に引き、眼周りのメイクはできるだけ控え、特に長時間のアイメイクを避けるよう警告しました。

王氏はさらに、化粧品がマイボーム腺を詰まらせることで涙液中の油脂分泌に異常が生じる可能性があり、とくに内側アイラインはマイボーム腺の開口部に近いため、長期的な閉塞によって腺が徐々に萎縮するおそれがあると説明します。加齢とともに油分不足型のドライアイが進みやすくなるのは、マイボーム腺から分泌される油脂が涙の蒸発を抑える役割を担っているためです。

 

▶ 続きを読む
関連記事
紫外線は白内障のリスクを高めますが、ブルーライトの影響はどうなのでしょうか。光による目の負担を知り、屋内外で実践できる対策を紹介します
目のトレーニングで視力は改善する? 特殊なレンズや点眼薬、目の運動など、視力を守るための新しい選択肢と、その効果を紹介します
目の乾きや視界のぼやけは、ホルモン変化と関係することがあります。涙、角膜、マイボーム腺への影響とケアを解説します
ある70代の女性は反応が次第に遅くなったため、家族は認知症を疑っていたが、白内障手術を受けたところ、症状が改善した。この女性の身体には何が起こっていたのか
数百年を生きるグリーンランドサメの目は、200歳を超えても衰えていなかった? 最新研究で判明した、老化しない網膜と強力なDNA修復機構の驚くべき実態とは。人間の視力低下を防ぎ、加齢に伴う眼病治療の未来を変える潜在能力に迫ります