安全資産需要の高まりとドル安を背景に、金価格は一時、1オンス=4800ドルの史上最高値を突破(余鋼/大紀元)

金が2万7千円台に初乗せ 銀も最高値 グリーンランド情勢で安全資産買い

金の国内小売価格が2日連続で最高値を更新し、1グラムあたり2万7287円に達した。前日比で1097円の上昇となり、金価格が2万7千円を超えるのは初めて。銀の価格も最高値を更新し、1グラムあたり537円となった。

背景には、トランプ米大統領がグリーンランド獲得に強い意欲を示していることを受け、投資家の間で地政学的情勢の緊張が高まることへの懸念が広がっていることがある。

トランプ大統領は20日、アメリカがグリーンランドを管理下に置くという目標について、「後戻りはない」と述べた。ホワイトハウスでの記者会見で、グリーンランドの帰属問題をめぐり、「NATOが非常に満足する」案を策定する考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
日本政府・日銀が歴史的な円安の進行を抑えるため大規模な為替介入に踏み切る中、米財務省も円買い介入の可能性を民間銀行に事前通知したことがわかった。
カナダ産原油を積んだタンカーが、2025年初頭以来初めて日本に向かっている。中東産原油の供給が逼迫するなか、日本が調達先の多様化を進める一方、カーニー首相はエネルギーを対米貿易交渉の材料にしない考えを示した
米国のベッセント財務長官は30日のインタビューで、「私の見るところ、円は過小評価されている」と述べ、市場に円の割安さへの認識が広がれば、円高が進むとの見方を示した。
東京都23区の2026年7月の消費者物価指数は、前年同月比2.0%上昇した。伸び率は2か月連続で拡大し、生鮮食品を除く指数も1.9%上昇。食料品の値上がりやエネルギー価格の下落幅縮小が物価を押し上げた
最低賃金は過去最高の1176円へ。ただし伸びは鈍化し、物価高や中小企業負担が影を落とす。円安で国際比較は低く見える一方、国内賃金比では高水準という二面性も浮かぶ