現場の様子。2026年1月19日、中国・広東省中山市。(ネット動画より)
人をはね制止を振り切り警察車両にも衝突 社会報復を疑う声

中国で止まらない無差別暴走車 =広東省

そう、またである。

中国の街で、また暴走車の映像が流れ出た。何度この手の記事を書いてきたのか、記者自身も分からなくなる。いつからか、これが「珍しくない出来事」になってしまった。

中国のネット上では、いつしか「人ごみを避けよう」「にぎやかな場所ほど危ない」といった呼びかけが交わされるようになった。誰かが公式に教えたわけではない。度重なる事件を目の当たりにし人々が自ら学び取った、血の教訓とも言うべきものだ。

その「また」が、今度は広東省で起きた。

2026年1月19日夜、広東省・中山市で、白い中型トラックが市街地を暴走し、人や車を次々とはねた。現場の映像は中国国内で急速に削除されたが、海外のSNSには複数の動画が残り、異様な光景が伝えられている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。