シャオミEVが洗車中に自然発火する様子。2026年1月19日、中国海南省海口市の自動車サービス施設。(動画よりスクリーンショット)
洗車中の出火事故でメーカーが責任否定 現場に不信と恐怖

中国で広がる異変 整備工場がシャオミEVを一斉拒否

中国各地で自動車整備工場が、中国のスマートフォン大手「シャオミ(小米)」の電気自動車の受け入れを拒否する動きが相次いでいる。洗車やタイヤの空気入れ、簡単な点検すら断る店舗も現れ、SNS上では「シャオミEVお断り」と明言する動画が急増している。

発端となったのは、1月19日に海南省海口市で起きた出火事故だ。現地の自動車サービス店に持ち込まれたシャオミSU7が、停車した状態のまま突然出火し、店内は黒煙に包まれた。火は急速に広がり、店舗は大きな被害を受けた。

事故翌日、シャオミは公式発表を出し、「出火は車両やバッテリーとは無関係」と説明した。しかし、この説明が現場の不安を払拭することはなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河南省が幹部に率先して有給休暇を取るよう求め、観光や交通の割引を組み合わせた消費刺激策を発表した。ネット上では、収入減や雇用不安が続くなか、休暇だけでは消費は伸びないとの声が上がっている
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか