中国で「死んだ?(死了么)」という名のアプリが、中国のアップルのアプリ配信サービス有料ランキングで首位に立ち、交流サイトの話題にもなった。(ウェブ画面のスクリーンショット)
安全確認アプリの流行が示した中国社会が抱える孤独

「死んだ?」アプリの人気の裏側 中国で何が起きているのか

中国で「死んだ?(死了么)」という強烈な名前のスマートフォン用アプリが、若者を中心に急速に広まった。独り暮らしの安全確認を目的とした有料アプリで、中国のアップルのアプリ配信サービスでは、一時、有料ランキングの首位に立った。

このアプリは、利用者が二日に一度、簡単な操作で「生存確認」を行う仕組みである。一定期間、操作が行われない場合、あらかじめ登録した緊急連絡先に通知が届く。

開発者の一人は、長年一人暮らしをしてきた経験から、人と頻繁に連絡を取るのが苦手な人でも無理なく使える仕組みを考えたと説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。