カナダのマーク・カーニー首相は2026年1月25日、オタワの国会議事堂で党員集会に出席するため到着した( The Canadian Press/Patrick Doyle)

カーニー首相 中国との自由貿易協定を追求する「意向はない」と表明

カナダのマーク・カーニー首相は、カナダは中国との自由貿易協定(FTA)を追求する意図はないと述べた。これは、トランプ米大統領が、カナダが「中国と取引をする」ならばカナダ製品に100%の対米関税を課すと警告したことを受けたものだ。

1月25日、オタワで開催された自由党議員連盟会合を前に、カーニー首相は記者団に対し、カナダには米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の下で「非市場経済国と自由貿易協定を追求する際は、事前の通知なしに行わない」という義務があることを指摘した。

「中国やその他の非市場経済国と、そのようなことをする意向はない」とカーニー氏は述べた。「中国との間で行ったことは、ここ数年で生じた模索すべきいくつかの問題を是正することだ」

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ政府は、外国政府などの依頼を受けて政治や政府の意思決定に影響を及ぼす活動について、登録を義務付ける制度を8月4日に施行する。中共政権による外国干渉への警戒が背景にある
1千万人が暮らすキューバで再び全国規模の大停電。2024年末以降、これで8回目となる深刻な電力危機。米政府や専門家は「制裁だけが原因ではない」と指摘。老朽インフラの放置や、共産党体制下で続いた腐敗・管理不全こそが危機の根底にあると分析している
中国の港でパナマ船籍船舶の検査や出港停止が急増している。パナマ政府は代表団を中国に派遣し、海上輸送協定の更新や港湾国監督をめぐる問題について協議する
ペルー国家選挙委員会は7月3日、保守派候補のケイコ・フジモリ氏が大統領選に勝利したと正式に発表した。これにより、ラテンアメリカの右傾化傾向は一段と強まり、米国の協力陣営も拡大することになる
ペルー大統領選で保守派のケイコ・フジモリ氏が僅差で勝利。この結果は、アルゼンチンのミレイ大統領誕生など中南米全域で加速する「右傾化(保守の波)」を象徴しており、地域の政治潮流の転換点を描いている