【中共内部通達】 張又俠に「米国に核機密を漏洩した」疑い
中国共産党中央軍事委員会の第一副主席である張又俠と、軍事委員の劉振立が相次いで失脚したとの情報が伝わり、国内に衝撃が広がっている。さまざまな見方が飛び交う中、張又俠が中国共産党の核兵器計画に関する情報を米国に漏洩したとの疑惑が浮上している。さらに、職権を利用して巨額の賄賂を受け取り、官職売買を通じてある官員を国防部長に昇進させたとも指摘されている。
ウォール・ストリート・ジャーナルは1月25日、上層部向けの内部通報に詳しい関係者の話として、1月24日午前に中国軍の一部高級将領が、張又俠に対する疑惑の詳細を巡る内部会議に出席したと報じた。その後まもなく、中国国防部は張又俠に対する調査開始を正式に発表した。張又俠はそれまで、中国共産党党首の習近平の盟友とみられていた。
内部通報で最も衝撃的とされたのは、張又俠が中国の核兵器に関する中核技術データを米国に漏洩した疑いがあるとされた点だった。
関連記事
中国共産党(以下、中共)の権力の本質は、典型的な「土匪型権力」である。すなわち、暴力によって権力を奪取し、さらに暴力によってその権力を維持するというものである。
習近平の父・習仲勲も処刑寸前だった。1935年の粛清から現代のAI監視まで、中共の社会統制はどう進化したのか。約9万字の研究報告書『中共治安機関の構造研究』が、1000万人超の情報網やデジタル監視の実態を解き明かす。
上海で開かれる世界AI大会を前に、習近平の訪問に合わせて警戒態勢が強化された。高層住宅には窓を閉めるよう求める通知が出たとされ、海外ネット上では当局の対応を皮肉る声が広がっている
中国の繁栄は依然として西側主導の開放的な国際秩序に依存しているが、中共はその秩序の弱体化を画策している。しかしある論文は、秩序を崩すほど自らの繁栄の基盤を損なうリスクが高まると指摘している。日本も対中デリスキングを加速している。
中国セキュリティ企業の内部ファームウェア流出により、通信特徴からVPNや検閲回避ツールを識別する仕組みが判明。遮断や速度制限の可能性、監視体制の高度化が浮き彫りとなった