張又俠事件の波及効果 中国共産党の人事部・元副部長が国外逃亡との情報
中国共産党(中共)軍事委副主席である張又俠の突然の拘束は、中共の政治危機を引き起こしている。元上海の実業家である胡力任氏は、中共内部では人々が疑心暗鬼に陥っており、ある元中共中央組織部(中組部)副部長が国外逃亡に成功したばかりで、中共政権は崩壊に向かっていると暴露した。
中組部とは中国共産党の人事を一手に握る極めて権力のある機関だ。
胡力任氏は1月28日のYouTubeライブ配信番組の中で、張又俠事件が中共内部に動揺をもたらしており、自身は興奮して眠れないほどであり、国内から得られる内部ニュースを随時ライブ配信すると語った。
関連記事
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
中国共産党軍内部で、過去12年にさかのぼる大規模な調査が進められていることが分かった。調査は中堅・上層部の将校らに広がっており軍内では前例のない不安と動揺が広がり、実戦能力より政治的忠誠が優先される体制への転換に懸念が強まっている
2026年、中国共産党軍で進行する苛烈な大粛清を分析。習近平が自ら抜擢した将官さえ次々と葬り去る異常事態は、軍の指揮系統を麻痺させている。独裁者が求める「絶対的な安全」が国家最大の危機を招く
中国の全人代常務委員会で軍将領9人が一斉に罷免された。これは習近平が進める軍浄化の加速と「軍改革」の綻びを示唆している。一方で有力者の張又侠らは免れており、軍内部で激しい権力闘争が続く
米ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は、習近平が軍に対して行っている大規模な粛清が、中共軍の作戦能力に疑念を抱かせる要因になっていると発表した