サウジアラビア国防相「米国がイランを爆撃しなければ、イラン政権の増長を招く」
中東情勢が緊迫を続けている。30日、サウジアラビアの国防相のハーリド・ビン・サルマーン王子は米国政府がイランに対して軍事攻撃を行わなければ、イランの強硬姿勢を助長することになると警告した。米国は軍事的圧力を強める一方で、イラン当局者に対する新たな大規模制裁も実施した。
ニュースサイトAxiosの報道によると、30日、サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマーン国防相は、ワシントンで開かれた非公開のブリーフィングでこの警告を発した。
これは、これまでサウジアラビアが公に呼びかけてきた情勢悪化の回避という立場とは大きく異なる。3週間前、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン王太子は米国に対し、イランを攻撃すれば、より大規模な地域戦争を引き起こす可能性があると伝えていた。
関連記事
停戦合意を受け、ホルムズ海峡の通航が再開。原油価格は衝突前の水準に戻り、天然ガス市場も第3四半期以降に安定へ向かう見通しだ
米国とイランの交渉進展を受け、ホルムズ海峡をめぐる緊張が一時緩和し、国際原油価格は下落した。米専門家が、価格上昇の背景には供給不足ではなく物流不安と市場心理があったと分析
6月23日、ヴァンス副大統領はスイスで、イラン代表団との会談について、両国間の恒久的な合意に向けた土台を築いと述べた。4つの成果をアピールした
トランプ氏は、イランがホルムズ海峡を封鎖すれば壊滅的な攻撃を加えると警告し、米国による海峡管理にも言及
米イラン交渉は現地時間の日曜日からルツェルン湖畔のビュルゲンシュトック・リゾートで行われる予定である