2025年6月4日、ロンドンにあるMI5本部(Shutterstock)

米司法省文書 アンドルー王子と習近平の密接な関係示唆

米司法省が最新で公表したエプスタイン関連文書により、イギリスのアンドルー王子が習近平と「かなり長時間にわたり共に過ごしていた」ことが明らかになり、注目を集めている。アンドルー王子はこれ以前にも、中国共産党(中共)のスパイ事件との関係で警告を受けていた。

米司法省は1月30日、ジェフリー・エプスタイン関連の300万点を超える文書を公表した。その中には、2015年11月にエプスタインが、億万長者投資家でリンクトイン共同創業者のリード・ホフマンに送った電子メールが含まれている。

このメールによると、イギリスのアンドルー王子(称号剝奪後はアンドルー・マウントバッテン=ウィンザーと改称)は、中共の高官らと多数の接触を持っていたとされる。エプスタインは大規模な性的人身取引事件に関与したとして拘束され、2019年8月、収監中に死亡している。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る
フランス海軍の元ラファール戦闘機パイロットが、中共への機密情報提供の疑いで正式捜査の対象となった。欧米の元戦闘機パイロットを狙う中共軍の人材獲得の実態を追う
米政府が中国AIモデルの「蒸留」疑惑を調査する。技術窃取を確認すれば制裁も検討し、9月の米中AI協議でも主要な争点となる見通しだ
FRBの元上級顧問ジョン・ハロルド・ロジャースが、中共の情報関係者に機密情報を提供した問題をめぐり、連邦捜査官に虚偽の供述をしたとして禁錮38か月を言い渡した
カナダ連邦政府に勤務していた中国系の元科学者が、政府文書2千件以上を複製し、中共側の機関に渡した疑いで起訴された。CSISは過去に少なくとも3回、当局に警告していた