(左)2025年3月5日、北京の人民大会堂に立つ劉振立(右)2023年10月30日、北京で開催された香山フォーラムに出席する張又侠中央軍事委員会副主席(ロシア国防省/ロイター;ペドロ・パルド/AFP via Getty Images)

習近平の軍粛清が中共の台湾侵攻計画を混乱させる

アナリストは、中国共産党軍の高官2人に対する腐敗疑惑の調査が軍に深刻な不安定をもたらしていると警告している。

中国共産党(中共)党首の習近平による高級軍幹部2人の粛清は、習近平と軍との間の不信を深め、台湾への侵攻計画を遅らせる可能性があるとアナリストは指摘している。

中国国営新華社通信が1月24日に報じたところによると、張又侠上将と劉振立上将が重大な規律違反と法律違反の疑いで調査を受けている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共の官製メディアが毛沢東時代の「三大改造」を相次いで称賛。専門家は、経済低迷に直面する中共が新たな「公私合営」を画策し、民営企業への強権的な締め付けや資産収奪、さらには台湾有事を見据えた戦争準備のシグナルを発していると警告
中国で7月1日から施行される「民族団結進歩促進法」。中共の監視や国境を超えた弾圧がさらに世界へ広がる恐れがあるとの警告が出ている
中国経済が不振にあえぐ中、習近平は米国とのハイテク競争に突き進んでいる。英独メディアは、その姿をソ連末期の宇宙競争になぞらえ、経済をさらに圧迫する危うい賭けだと指摘
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇