2026年1月28日、パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領(Jose Raul Mulino)が、パナマ市のパナマ会議センターで開催された「ラテンアメリカ・カリブ国際経済フォーラム」の開会式で演説を行った。(Martin Bernetti/AFP)

パナマ大統領 中国脅威に反撃「自国脅威許さず」 パナマ運河港違憲判決で中共警告

パナマ最高裁が香港企業CKハチソンのパナマ運河港特許を違憲判決。中国共産党が「重い代償」と警告する中、ムリーノ大統領が「脅威は許さない」と強硬姿勢。トランプ米大統領の影響も?

パナマ最高裁判所はこのほど、香港の長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)子会社によるパナマ運河港の特許経営権について、違憲との判決を下した。この決定に中国共産党(中共)は反発し、パナマが「代償を払うことになる」と警告した。これに対し、パナマのホセ・ラウル・ムリーノ大統領は2月5日、「どこの国であろうと、我々を脅すことは許さない」と述べた。

ムリーノ大統領は2月5日の記者会見で最高裁の判断を支持し、「これは最終判断だ」と強調したうえで、「事態がエスカレートすることはないと見ている」と述べた。また、過去およそ30年間にわたりCKハチソンが運営してきたパナマ運河の2つの港について、「今後、特許経営権をいかなる単一企業に再び与えることは決してない」と明言した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国移動が進めたチリと香港を結ぶ海底光ケーブル計画は、米国の安全保障上の懸念と外交圧力により停滞。ビザ取消や承認撤回が重なり、南米の通信主導権を巡る米中対立が鮮明になっている
カナダ政府は10日、新たなデジタル安全法案を提出した。未成年者向けの十分な安全対策を講じていることを各プラット […]
2026年W杯開幕を前に、トランプ大統領が現地観戦の意向を表明。FIFA会長は決勝でのトロフィー授与の可能性にも言及した。一方、米国初戦の欠席見通しも浮上している
2026年W杯は高温・高湿の影響で選手と観客双方に深刻な健康リスクが懸念される。約4分の1の試合が安全基準超えの可能性も指摘され、観客の熱中症リスクはさらに高いとされる
2026年ワールドカップ開幕を前に、専門家とオッズから優勝候補6か国を分析。スペインを筆頭にフランス、アルゼンチンなど強豪が集結し、戦力や実績をもとに優勝争いの行方を探る