習近平に似ていると話題になった中国の歌手・劉克清。(中国版TikTok「抖音」の劉克清プロフィール画面よりスクリーンショット)
笑えない「そっくりさん」の代償

習近平そっくりで人生激変 中国歌手劉克清の悲劇 SNS封鎖の現実

世界には「自分とそっくりな顔の人が3人いる」という説がある。

科学的な根拠はさておき、飲み会などで一度は耳にしたことがある話である。

もしその3人のうち1人が、中国共産党の最高指導者だった場合、どうなるだろうか。しかも、現代の中国で。

中国の歌手、劉克清(りゅう・こくせい)は、その不運を引き当てた人物である。

彼は顔が中国共産党党首習近平に似ているという理由だけで、表現の場を奪われ続けてきた。仕事と収入が減り、ネットでも活動の道を閉ざされた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で強まる学生監視が、ついに大学寮まで。思想教育を担う指導員が寮に常駐
北京・天安門前を自転車で走ったら、動画が消えた。「なぜ?」と調べた若者がたどり着いたのは37年前の天安門事件。隠した歴史を、検閲が自ら「宣伝」する皮肉
「爆薬」を背負い、「敵を倒す」。中国の建国記念日を前に、幼稚園で今年も「幼児兵」登場
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘