300人超が生活困窮
中国公安部系企業が給料2年未払い
中国経済の失速が続くなか、今度は公安部系の企業で深刻な給与未払い問題が浮上した。
発端となったのは、2月14日に中国SNSウィーチャット上の個人運営アカウントが掲載した内部告発とされる文章だ。記事は、北京鋭安科技有限公司が長期間にわたり給与を支払っていないと指摘。「悪意ある未払い」「背後機関との結託」といった強い言葉で批判した内容だった。投稿は拡散したが、その後まもなく削除された。現在、原文は海外サイトに保存されている。
告発文によれば、同社は約2年間にわたり給与の支払いを滞らせ、未払い総額は8000万元(約18億円)にのぼるという。影響を受けているのは300人以上の従業員とその家族で、住宅ローンや車のローンが払えなくなっているケースもある。業務で立て替えた費用さえ返還されていないとの訴えもある。
関連記事
クラウドストライク社の2026年版脅威レポートによると、中国系のサイバーアクターが侵入活動を増加させており、グローバル企業が使用するエッジデバイスを急速に悪用しているという
日本の回転寿司チェーン「スシロー」は本国市場で長年、手軽な価格のカジュアル外食の代名詞として親しまれてきた。日中関係が最悪の水準に落ち込むなか、中国のSNSで拡散した動画をきっかけに、今や中国の若者がスシロー(寿司郎)の中国国内店舗へ続々と詰めかけている
中国本土で「フレキシブル就業(柔軟就業)」に従事する人口が3億人を超えたとする報告書が公表された。中国ウォッチャーらは、中共がこうした呼称を使って実態を覆い隠し、深刻な失業問題を矮小化していると指摘する。
台湾の自由通信伝播協会は6月7日、国立台湾大学で講演会を開催し、「世界の政治・経済大変局 米中対立下でいかに対応すべきか」をテーマに、学者や専門家が国際情勢について分析を行った
蔡奇が中央党校長に就任した。中央党校長は党内統制や指導部の危機認識を映す重要ポストとされる。党中央弁公庁主任も兼ねる蔡奇への権限集中は、習近平体制の今後を考える上で注目される動きとなる。