日本の国会議事堂(shutterstock)

日弁連「スパイ防止法」に警鐘

日本弁護士連合会(日弁連)は2026年2月20日、政府や各政党が制定に向けて動いているいわゆる「スパイ防止法」(インテリジェンス機関強化法制及び外国代理人登録制度)に関する意見書を取りまとめ、同月24日に内閣総理大臣や衆参両院議長らに提出した。日弁連は、これらの制度が憲法で保障された人権を侵害する恐れがあるとして、制度の必要性も含めた慎重な審議を強く求めている。

日弁連が公表した意見書の趣旨は、大きく以下の3点に集約される。

現在、自由民主党、日本維新の会、国民民主党、参政党などの間で、「スパイ防止法」の制定やインテリジェンス機能の強化を目指す動きが活発化している。しかし日弁連は、スパイ防止という名目で機関が強化された場合、その調査対象が一般市民にまで及び、プライバシー権や思想・良心の自由、表現の自由などが侵害される危険性があると指摘している。過去には公安警察や自衛隊情報保全隊による市民運動等に対する監視が、裁判でプライバシー侵害と認定された事例も存在している。

▶ 続きを読む
関連記事
一時は時速2万5千マイル(約4万km)に達した宇宙船オリオンは、わずか時速20マイル(約32km)で海面へと降下した。乗組員4名全員の健康状態は極めて良好と報告されている
4月9日午後、大手ガラスメーカーで調査役を務めていた真鍋恒夫氏が、東京・新宿文化センターで行われた神韻新紀元芸 […]
政府は10日、ゲノム編集技術で遺伝情報を書き換えたヒトの受精卵や生殖細胞を子宮に移植することを禁止する法案を閣議決定した。成立すれば、国内で罰則付きの法的規制が設けられるのは初めてとなる。
2026年4月、アルテミス2号が人類史上最遠の宇宙へ到達。アポロ13号の記録を56年ぶりに塗り替え、有人での月周回や日食観測を完遂した。宇宙から届いた感動のメッセージとともに、歴史的ミッションを振り返る
東芝は4月7日、独自の計算技術「シミュレーテッド分岐マシン(SBM)」の性能を大幅に向上させる第3世代アルゴリズムを開発したと発表した。これにより計算速度は従来の約100倍に高速化し、正解を導き出す確率も飛躍的に向上したという