会議の面々の顔にも不安がうかがえる(新唐人テレビのスクリーンショット)

軍内の内紛が激化 5人の上将が全人代代表資格を剥奪

中国共産党軍内の内紛が続く中、全国人民代表大会(全人代)常務委員会は軍関係の代表9人を一度に罷免し、このうち5人が上将であった。軍の動揺が改めて注目を集めている。

26日、中国共産党の全国人民代表大会常務委員会会議が閉幕した。会後に公表された公告によると、会議は全国人民代表大会代表19人の資格を終止し、このうち9人が軍関係代表であった。対象には、海軍元司令員の沈金龍、海軍元政治委員の秦生祥、空軍元政治委員の于忠福、陸軍元司令員の李橋銘、情報支援部隊元政治委員の李偉の5人の上将が含まれている。

李偉と李橋銘は中国共産党第20期中央委員であり、両者はいずれも昨年10月の第4回中央委員会全体会議を欠席していた。一方、沈金龍、秦生祥、于忠福の3人は退役上将で第20期中央委員ではないが、いずれも現職の全人代常務委員であり、直近数回の全人代常務委員会会議を欠席していた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の政府系研究機関の研究員がAIを用いて習近平の表情を分析したところ、昨年の北京での軍事パレードでは「悲しみ」や「嫌悪」を示す表情が増加していたという
5月27日の中共軍幹部会議の映像では、壇上の上将は張升民氏1人だけだった。国防部長らほかの現役上将は出席せず、複数の中将も欠席した
博士号を持っていてもデリバリー配達員。月給7千元の求人が実際は3千元以下。中国の若年層が消費を控える理由
米制裁で苦境のファーウェイが突如打ち出した「タウ・スケーリング法則」中国官製メディアは「ムーアの法則を超える革命」と大絶賛。だがネット上では、冷ややかな声が広がっている
「あくび」「うなずき」「2秒以上のまばたき」でも摘発対象。中国で6月1日から過労運転に関する新たな規制が施行へ。睡眠不足や生活習慣まで調査対象となり、ネットでは「罰金徴収強化では」と批判が噴出している