馬興瑞 元中国共産党新疆ウイグル自治区委員会書記(新唐人テレビのスクリーンショット)

新疆統治の中核組織で高官の摘発相次ぐ 前トップ馬興瑞が中国人民政治協商会議を欠席

ここ数か月、新疆生産建設兵団(新疆生産建設兵団=新疆で農業開発や治安維持を担う準軍事組織)の上層部で動揺が相次いでいる。

司令官や副司令官が相次いで調査を受け、異動し、あるいは「失踪」する事態が続いており、今回の動揺の最大の特徴として、関係者のほぼすべてが新疆党委員会書記を務めた馬興瑞の在任期間と関係を持っていた点にある。

特に注目を集めているのは、3月4日に開幕した中国人民政治協商会議(全国政協=中国共産党主導の政治協議機関)の開幕式を馬興瑞が欠席したことで、失脚説が再び広がっている点である。

▶ 続きを読む
関連記事
「引退しても逃げられない」 中国共産党政権では近年、退職から18年を経た高官を摘発する事例も出ている。米紙は、習近平の反腐敗運動が汚職摘発から「忠誠心を試す粛清」へ変質していると報じている
中国当局が昆明で米国籍のミャンマー人学者を拘束。米大使館は渡航リスクを連日警告し、恣意的拘束や出国制限、二重国籍不認可による領事支援の制約に注意を呼びかけた
中国共産党の重要会議で「習近平党建思想」を初めて明示。一方で幹部の発言構成や役割分担に「異例」との指摘も。党内の力学変化をめぐり観測が広がっている
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く
EUの情報機関は、中国がロシア軍兵士数百人を国内で訓練し、一部がウクライナ侵攻の前線に投入されたと確認した。ドローンや電子戦などが含まれ、EUは15日の外相会議で議題とする見通し