WBC侍ジャパン第3戦 オーストラリアに逆転勝利で1次ラウンド1位通過 吉田正尚が値千金の逆転2ラン

第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールC第3戦が8日、東京ドームで行われた。侍ジャパンは4-3で接戦を制し、1位での準々決勝進出を確定させた。この試合は1966年11月に全日本とドジャースが戦った60年ぶりの「天覧試合」となった。

試合は日本の先発・菅野智之とオーストラリアの先発・C.マクドナルドによる投手戦で幕を開けた。菅野は4回無失点と完璧な立ち上がりを見せたが、日本打線もオーストラリアの継投策に苦しみ、5回まで無得点に抑え込まれた。

均衡が破れたのは6回表。日本は2番手の隅田知一郎がマウンドへ。一死二塁の場面でオーストラリアのA.ホワイトフィールドが三盗を決めると、捕手・若月健矢の送球が逸れる間に生還。先制点を許した。

7回裏、先頭の大谷翔平が四球で出塁すると、二死一塁で打席には吉田正尚。カウント0-1からのスライダーを完璧に捉えると、打球はライトスタンドへ吸い込まれる逆転の2ランホームランとなり、日本が2-1と逆転に成功した。

その後、8回裏、日本は代打・佐藤輝明の適時二塁打と鈴木誠也の押し出し四球で2点を追加し、4-1と突き放した。

しかし最終回、守護神・大勢がマウンドに上がるも、オーストラリアのA.ホールとR.ウィングローブにそれぞれソロ本塁打を浴び、1点差まで詰め寄られた。一打同点のピンチを迎えたが、後続を断ち、激闘に終止符を打った。