アメリカの前副大統領マイク・ペンス(Mike Pence)氏は、アメリカはイラン政権との数十年に及ぶ戦争を「終わらせようとしている」と述べ、それは「新たな戦争の始まりではない」と強調した。写真は、2023年9月18日、ワシントンのハドソン研究所で外交政策に関する演説を行うペンス氏。(Madalina Vasiliu/英字版エポックタイムズ)

ペンス元副大統領「イラン攻撃は50年戦争の終わり」トランプ政権の狙い

アメリカ元副大統領のマイク・ペンス氏は3月15日、トランプ大統領がイランへの軍事攻撃を命じたことについて、「これはアメリカとイラン政権との間で数十年続いてきた戦争を『終わらせる』行動であり、新たな戦争の『始まり』ではない」と述べた。

米メディア『ザ・ヒル』(The Hill)の報道によれば、ペンス氏は同紙の姉妹テレビネットワーク「NewsNation」に出演し、番組『The Hill Sunday(ヒル・サンデー)』で次のように語った。

「歴代政権はいずれも、暴力をもたらしてきたイランの影響力――すなわちアメリカ軍人、アメリカ国民、そして中東地域、特に同盟国イスラエルを脅かす存在――に対して打撃を与えてきた。私たちが主張しているのは、これは戦争の『開始』の問題ではなく、すでに約50年にわたって続いてきた戦争を『終わらせる』ことに関するものだということである」

▶ 続きを読む
関連記事
3ヶ月に及ぶ紛争の損害賠償として、米国が管理下のイラン資産を湾岸諸国へ振り替える計画が浮上。停戦合意や核物質引き渡しを巡る米イ間の交渉が難航する中、イランによる周辺国への軍事攻撃と緊張が続いている
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
アメリカ民主党主導のこの決議案は215対208で可決され、議員らは米軍をイランとの敵対行動から撤退させることを支持した
ルビオ国務長官は、米イラン交渉が進展と停滞を繰り返す背景に、イラン政権内部の分裂と意思決定の遅れがあると説明。交渉は二段階で進み、核問題での譲歩が制裁緩和の条件とした
トランプ米大統領は、イランが米国との停戦交渉を打ち切ったとの報道を「虚偽」と否定し、対話の継続を強調。核問題を巡る交渉に一定の進展が見られる一方、イラン指導部の不安定さが影を落としている