幼い子に残る「役の影響」
中国 演技と現実の区別つかぬ子役 短編ドラマ急成長の裏側
近年、中国では短編ドラマが急速に広がり、子役の出演も増えている。横店影視城や鄭州、西安など各地の撮影現場で、子役たちは「社長」「花嫁」「名探偵」などを演じ、年齢を大きく超えた大人向けの内容に関わっている。中には暴力やきわどい表現を含む作品もある。中国の官製メディア「中国新聞週刊」は、子役の子供たちが演技と現実の区別があいまいになるケースがあると報じている。
報道によると、9歳の子役が大人のような見た目に整えられ、年上の女性に対して意味深な表情を見せる演技を求められていた。10歳の子役は、父親の不倫相手の側に立ち、実の母親を追い出す役を演じ、母親を罵るセリフを繰り返している。
こうした役を長時間演じることで、子供に変化が現れる例がある。ある児童俳優は怒りやすくなり、現場で突然怒鳴るようになった。別の子役は、強い立場の役を演じた影響で、学校でも同級生に対して「家族ごと消してやる」といった言葉を口にするようになったという。演技の影響は実生活にも及び、現実との区別があいまいになるおそれがある。
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