イメージ画像。北京市のネットカフェの様子。(LIU JIN/AFP/Getty Images)
見せないことで成り立つ情報統制の仕組み

中国 海外SNS閲覧で罰金 なぜそこまで規制するのか

中国湖北省で、自宅で海外のSNSを見ていた男性が処罰される出来事があった。中国事情をあまり知らない日本人からすれば、ネットを見るだけで罰金を科されるというのは不思議な話である。

当局の発表によると、湖北省鄂州(がくしゅう)市に住む男性は、3月8日夕方、自宅でスマートフォンに専用ソフトを入れて海外のネットに接続し、TikTokやXを閲覧していた。これが「許可なく海外ネットに接続した行為」と判断され、警告とともに200元(約4千円)の罰金を科された。

中国では、海外のSNSやニュースサイトの多くが通常の方法では閲覧できない仕組みになっている。専用ソフトを使って接続する行為は違反とされる場合があり、今回のように処分の対象となる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で新築なのに天井の中がスカスカ。軽く触れただけで崩れる状態でも「問題なし」と説明
台湾野党・国民党の鄭麗文氏が北京で習近平氏と会談し、中国の「貧困脱却」などを称賛した発言が波紋を呼んだ。台湾内外で批判が相次ぎ、原稿に中共関与の可能性や対中姿勢への懸念も指摘されている。
カンボジアの路上で発見された中国人配信者Umi。拘束体験を語り始めた直後に配信が突然終了し、翌日にはアカウントも凍結。語られなかった「その先」に注目が集まっている
中国でネット規制がさらに強化。渡航制限も広がり「半封鎖状態」との指摘。一方で若者は歴史人物の墓に異例の供え物…静かな反発が広がっている
中国でEVが衝突後に炎上。9秒で電源が落ちドアが開かなかった。いま問われているのは事故の責任ではない。衝突後、本当に逃げられる車なのかという点だ