沖縄米軍基地移設により、名護市辺野古の埋め立て工事が行われている。工事に抗議する人々がカヌーに乗り、抗議現場に接近する。海上保安庁のゴムボートが巡視する(JIJI PRESS/AFP via Getty Images)

辺野古沖の転覆死亡事故 海保が運航団体の事務所を家宅捜索

沖縄県名護市辺野古沖で発生したボート転覆事故を受け、第11管区海上保安本部は220日、船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」の事務所などに対し、業務上過失致死傷などの疑いで家宅捜索に入った。

事故は3月16日午前10時10分頃、辺野古沖のリーフ付近にある浅瀬で発生した。沈没したのは定員13人の「平和丸」と定員10人の「不屈」の2隻である。この事故により、研修旅行中だった京都府の同志社国際高校の女子生徒(17)と、「不屈」の船長(71)の計2名が死亡したほか、高校生ら14名が負傷した。当時、現場海域には波浪注意報が発令されており、海上保安庁の巡視船がメガホンで注意喚起を行っている最中の惨事であった。

海上保安庁は今後、押収した資料の分析を進めるとともに、団体の関係者から任意で事情を聴取し、事故の全容解明を急ぐ方針である。あわせて、安全管理を委ねていた学校側の監督責任についても注目が集まっている。

▶ 続きを読む
関連記事
熊本でM7.1地震。TSMCは安全確認後に段階的再開、一方トヨタ・ホンダは操業停止を延長。商業施設の爆発で死傷者も発生し、産業と人命に影響が広がる
熊本地震を受け、台湾の賴清徳総統が日本語で見舞いを表明。支援準備を明言し、日本から感謝の声が相次いだ。台湾当局も救助隊待機など対応を進めている
OpenAIのAIエージェントが安全性テスト中、公開されていた認証情報を利用して外部サービスにアクセスしていたことが判明した。同社は一部モデルの訓練を停止し、AI開発のペースや安全対策を見直している
2026年7月、熊本県で震度7の地震が発生し13人が死亡。イオンモール熊本では爆発も起き被害が拡大。自衛隊が救助活動を続け、余震への警戒が強まっている
防衛省は7月29日、令和8年熊本地震への対応状況を発表。自衛隊は発災直後から航空機延べ24機を投入し、上空からの情報収集を実施。被害状況の把握や人命救助、生活支援に向け、約4600人態勢で活動を続けている