2016年3月5日、北京の人民大会堂で行われた全国人民代表大会の開会式に出席した習近平 / AFP / GREG BAKER (Photo credit should read GREG BAKER/AFP via Getty Images)

習近平著作 ネパールの学校で読まれぬまま大量焼却 中共側が不快感

最近、ネパールのある学校で習近平の公式文献集『習近平 国政運営を語る』が大量に焼却される動画がネット上で拡散し、現場の雰囲気は活気溢れる様子だったとされる。報道によると、中国共産党側は強い不快感を示し、すでにネパール外務省に対して照会を送り、調査と処理を求めた。

この対応により、かえってこの出来事は一層皮肉な意味合いを帯びることとなった。

問題の動画は、ネパールのマンモハン技術学院で撮影されたもので、先週末に少なくとも数百冊のいわゆる「習近平語録」がまとめて焼却された様子が映っている。現場では終始、軽やかで和やかな雰囲気が見られたという。

地元紙『カトマンズ・ポスト』の17日付の報道によれば、動画は国内で急速に拡散された後、学院所在地であるモラン県の行政長官は、関連動画の削除を求めた。また、中国大使館がネパール外務省に照会を送り、関係者の調査および処分を要求したとも述べた。

これに対し、学院側は「書籍は長年使用されず虫が発生していたため、保管スペース確保の目的で焼却した」と説明している。

一方で、学生が撮影したとされる別の映像では、焼却された書籍が新品同様の状態で、使用された形跡が見られないことも確認されている。

今回の対応については、「学校所有の書籍の処分は本来、当該機関の判断に委ねられるべきだ」とする見方もあり、中共側の申し入れがかえって事態を広く知らしめる結果となったとの指摘も出ている。

ネパールでは昨年、親中姿勢とされるオリ政権に対する大規模な抗議活動が発生し、習近平の写真が燃やされる場面も確認された。さらに、オリ前首相は今月5日に実施された選挙で大敗している。

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