カメルーンが「中国の省」と表記 台湾がWTO閣僚会議への出席を辞退
カメルーンで今週後半に開催予定の世界貿易機関(WTO)閣僚会議について、台湾は出席を辞退した。開催国であるカメルーンが、台湾代表団の査証(ビザ)関連書類において、台湾を「中国の一省(Province of China)」と表記したためである。
台湾外交部(外務省に相当)は3月20日の声明でカメルーンの決定を非難し、渡航書類における誤った表記は「台湾の地位を著しく貶めるものである」と表明した。外交部によれば、台湾が2001年にWTOに加盟して以来、閣僚会議を欠席するのは今回が初めてのことである。
外交部は、「カメルーンが中国に屈従し、他国に従属しないメンバーとしての台湾の地位を尊重するという、ホスト国が長年守ってきた慣例を無視したことは、WTOにおける台湾の平等な参加権を著しく侵害するものである」と述べた。また、WTO事務局およびカメルーンのWTO代表部に対し、「正式な抗議」を行ったことも明らかにした。
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