2024年11月29日、台北の民主大道にある中正紀念堂で、警備員が台湾の国旗を掲揚した(写真:I-Hwa Cheng/AFP via Getty Images)

カメルーンが「中国の省」と表記 台湾がWTO閣僚会議への出席を辞退

カメルーンで今週後半に開催予定の世界貿易機関(WTO)閣僚会議について、台湾は出席を辞退した。開催国であるカメルーンが、台湾代表団の査証(ビザ)関連書類において、台湾を「中国の一省(Province of China)」と表記したためである。

台湾外交部(外務省に相当)は3月20日の声明でカメルーンの決定を非難し、渡航書類における誤った表記は「台湾の地位を著しく貶めるものである」と表明した。外交部によれば、台湾が2001年にWTOに加盟して以来、閣僚会議を欠席するのは今回が初めてのことである。

外交部は、「カメルーンが中国に屈従し、他国に従属しないメンバーとしての台湾の地位を尊重するという、ホスト国が長年守ってきた慣例を無視したことは、WTOにおける台湾の平等な参加権を著しく侵害するものである」と述べた。また、WTO事務局およびカメルーンのWTO代表部に対し、「正式な抗議」を行ったことも明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
TSMCの魏哲家会長は21日の講演で、「中国はロボットを跳びはねさせて見せかけ他のは、実用的な価値はない。ただ見た目が良いだけだ」と率直に語った。また現在、ロボットの脳の95%はTSMCが製造していると述べた。
香港政府はこのほど、「国家安全法」の関連規定を改正し、携帯電話やパソコンのロック解除パスワードの提供を拒否した場合、最長で1年の懲役を科すという規定を導入した
台湾国防部は3月22日、米国から調達したMQ-9B高高度ドローンの初回2機の引き渡しを受けたと発表した。あわせて、F-16V戦闘機の納入遅れを巡っては、対米軍事調達の資金支払いの仕組みや生産状況を説明し、防衛装備の調達は着実に進んでいると強調した
米国のウォルツ国連大使は、中国が資金力を背景に国連の主要ポストを掌握し、影響力を強めていると警鐘を鳴らした。米国は巻き返しを図ると共に、台湾の国際社会への関与を強く支持する方針だ