科学者らは、謎の恒星間天体3I/ATLASに含まれる重水素の割合が、一般的な彗星より大幅に高いことを明らかにした(shutterstock)

恒星間天体3I/ATLASに核融合燃料大量=新研究

科学者らは、謎の恒星間天体3I/ATLASに含まれる重水素の割合が、一般的な彗星より大幅に高いことを明らかにした。この特徴は、極低温で宇宙初期に近い環境の中で自然に形成した結果の可能性がある。一方、ハーバード大学の天文学者アビ・ローブ氏は、これほど高濃度の重水素は核融合技術と関係していることがあり、地球外文明の技術による産物であることも排除できないとの見方を示している。

この天体3I/ATLASは、昨年7月初め、チリに設置された小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)の望遠鏡によって初めて観測された。NASAによると、恒星間天体が太陽系に入る様子を確認したのは今回が3例目となる。NASAはこの天体を彗星に分類しているが、ローブ氏は通常の彗星とは異なる点が多いと指摘する。

重水素は、水素の安定した非放射性同位体の一つで、原子核には陽子1個に加えて中性子1個を持ち、宇宙に広く存在している。

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