イメージ画像。建設現場で働く出稼ぎ労働者がバスで帰宅する様子。2014年12月、中国・北京。(Kevin Frayer/Getty Images)
底辺の暮らしを映した作品が次々止められる

中国でドキュメンタリー映画32本が公開停止

中国で、出稼ぎ労働者や貧困層の暮らしなど社会の現実を記録したドキュメンタリー映画のうち、少なくとも32本が公開を止められ、表に出せない状態にある。

こうした作品をまとめた一覧がネット上に出回り議論を呼んだが、投稿は拡散後まもなく削除され、「都合の悪い現実に蓋をしようとしているのではないか」と当局への不満も噴き出している。

紹介された作品は、出稼ぎ労働者や日雇いで暮らす若者、職業病に苦しむ人々、不当な扱いを受けても行政に訴えても取り合ってもらえない人々(陳情民)など、中国社会の下の層の現実を記録したものが中心だ。日本ではほとんど知られていない実態である。

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