新しい供養の形と静かなメッセージ
中国で広がる奇妙な墓参り 若者は古人に何を託したのか
中国で今年の清明節、これまでにない光景が広がった。
若者たちが歴史上の人物の墓に集まり、薬やお菓子といった現代の品を供える「奇妙な墓参り」が各地で見られた。
清明節は、日本でいうお盆や彼岸に近く、先祖の墓参りをする日である。本来は家族で墓を訪れ、花や食べ物を供え、静かに故人をしのぶ伝統的な行事だ。
しかし、若者たちが自発的に向かったのは、当局が公式に推進する「共産党の英雄」とされる人物ではなく、曹操(三国時代の武将で政治家)、霍去病(前漢の若き名将)、張居正(明代の政治改革を進めた政治家)といった歴史上の人物の墓だった。
関連記事
中国で新たな出入国管理規定が9月15日に施行された。人権団体によると、裁判文書で「出国制限」に言及した件数は2016年の89件から2025年には18万8760件に増え、2100倍以上となった。
「これ何の肉?」中国・重慶の宅配麺から、ペット用とマイクロチップが出てきた
86歳で22年間年金を受け取れない人、10年間支給を止められ廃品拾いで暮らす81歳、出所後に年金と住まいを失った80代。中国で法輪功学習者の老後保障が失われる事例が相次いでいる。年金停止の法的根拠はどこにあるのか
中国の映画館が、映画だけでは稼げず「昼寝用に座席を貸す」「火鍋を食べながら映画を見せる」商売まで始めた?
中国で再び「強制火葬」に住民が抵抗。雲南省で約2万人が集結、隣の省からも応援が駆けつけた