ホルムズ海峡が実際に封鎖されたのかどうかをめぐり、国際社会の注目が集まっている(Space Frontiers/Archive Photos/Hulton Archive/Getty Images)

ホルムズ海峡通航大幅減 中東情勢は三つの局面が交錯

ホルムズ海峡が実際に封鎖されたのかどうかをめぐり、国際社会の注目が集まっている。航行量は大幅に減少し、船舶が海峡の外側で待機をする一方、一部の船団は通航を再開しており、情勢は「完全封鎖ではないが、自由に通れる状況でもない」という異例の状態となっている。

アメリカとイランの停戦交渉は続いているものの、イスラエルによるレバノンでの軍事行動が大きな障害となり、事態をさらに複雑にしている。

最新の海運状況を見ると、ホルムズ海峡は全面封鎖には至っていないものの、事実上、通行制限に近い状態にある。つまり、航路そのものは維持されているが、通航能力は大きく低下している。

▶ 続きを読む
関連記事
Foxニュースによると、中東各国は、米国とイランの最新の協議について、慎重ながらも楽観的に受け止めている。一定期間、緊張緩和につながる可能性があるとの見方が出ている
米国とイランはカタール・ドーハで間接協議を実施し、前向きな進展を確認。仲介国の下で協議は継続され、ハメネイ師の葬儀後に早期再開で一致した。非核化交渉も順調としている
トランプ大統領はイラン核問題の協議は順調と発言。米イランの間接協議が続く中、原油価格は紛争後で最安水準に下落した。外交面で前向きな動きを受け、市場は好感触を示している
トランプ氏によるイラン核施設への軍事攻撃を支持する政治評論。核開発の手遅れになる前の「行動」こそが、危機を回避し世界をより安全にしたと論じる
停戦合意を受け、ホルムズ海峡の通航が再開。原油価格は衝突前の水準に戻り、天然ガス市場も第3四半期以降に安定へ向かう見通しだ