NASAによる10日間の月周回試験飛行「アルテミス2号」は、東部標準時4月10日午後8時過ぎ、宇宙船オリオンがサンディエゴ沖の太平洋に穏やかにパラシュートで着水し、幕を閉じた(NASA)

アルテミス2号 サンディエゴ沖への着水でミッション終了

【米国ヒューストン】―― 人類にとって50年ぶりとなる月への冒険が、今、ついに完結した。

10日間の月周回を終えた宇宙船オリオンは、東部標準時4月10日午後8時過ぎ、サンディエゴ沖の太平洋へ穏やかに着水した。これにより、NASAの試験飛行「アルテミス2号」は完了した。

「インテグリティ(Integrity)」と名付けられたその宇宙船の中には、NASAのリード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、そしてカナダ宇宙庁のジェレミー・ハンセンが搭乗していた。13分間の降下の最中、彼らはアポロ17号の飛行士ジーン・サーナンがかつて表現したように、「彗星になるとはどういうことか」を身をもって体験した。

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