売れない街と職を失う人々
中国不動産は回復? 官製報道と現場の深刻な落差
中国の不動産市場に「回復の兆し」とする報道が相次いでいる。しかし本紙の取材で見えてきたのは、業界の崩壊と失業の拡大が進む現場の実態だ。
4月上旬、中国の官製メディアが足並みをそろえるように同様の報道を展開した。中央ラジオ系や経済メディアなどが相次いで、不動産市場に持ち直しの兆しがあると伝え、北京や上海、広州、深圳などで「小さな回復局面」が見られると強調した。
だが、その実態は限定的だ。取引の中心は、大幅に値下がりし「かなりお得になった」中古住宅だ。つまり、市場が回復したというより、大幅な値下げによってようやく動いているにすぎない。
関連記事
中共人力資源・社会保障部は、データを活用して社会保険の未加入者を特定し、加入を促す方針を示した。SNSでは「仕事も収入もないのに何で払うのか」と反発が広がっている。社会保障財政が厳しくなり、未加入者から保険料を集めるのではないかとの見方も
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる
中国のベテランマネージャーが、芸能界の性的搾取の闇を暴露。「後ろ盾がないなら、我が子を芸能界に入れるな」、中国で繰り返されるこの忠告。その背景に何があるのか
ロシアのペスト研究所で28歳の女性職員が死亡。隣接する中国東北部では「肺ペスト」への警戒が広がり、食料や薬の備蓄を呼びかける投稿が拡散。都市封鎖のうわさまで
また中国製EVで悲劇か。衝突、炎上、ドアが開かず乗員死亡、そして事故情報の削除。またもやおなじみの展開だ。事故の真相より情報を消すことが優先されるのか。守るべきは人命か、それとも企業の評判か