2026年3月30日、オマーンのマスカットにあるホルムズ海峡付近で、石油タンカーや高速船が停泊する中、警察の高速艇が港をパトロールしている(Elke Scholiers/Getty Images Kimberly Hayek)

制裁対象の中国タンカー 海峡通過を試みて引き返す 米中央軍「封鎖突破ゼロ」

制裁対象となっている中国のタンカー1隻が14日、ホルムズ海峡を通過して離脱しようとしたが、引き返してペルシャ湾内に戻った。このタンカーはかつてイランの石油に対する米国の制裁を複数回にわたって回避した前歴を持つ。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、問題の船舶は「Rich Starry」と呼ばれるタンカーで、マラウイの偽造国旗を掲揚していた。船舶追跡会社Kplerのデータによれば、米国がイランの港湾に出入りする船舶への封鎖を開始した翌日、「Rich Starry」はホルムズ海峡の通過を試みた際に進路を反転させた。

船舶追跡データはこの船がアラブ首長国連邦(UAE)の海域からホルムズ海峡の外側へ向けて航行していたことを示している。一方、タンカー追跡サイト「TankerTrackers.com」の共同創設者サミール・マダニ氏は、「Rich Starry」にはイランの港湾に停泊して石油製品を積載する際に虚偽の信号を発信してきた一貫した前歴があると述べた。

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