世界の軍事費 過去最高に 日本も1958年以来の高水準
スウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が4月27日に発表した最新データによると、2025年の世界の軍事支出は、各国の軍拡を背景に過去最高の2兆8900億ドルに達した。インフレの影響を除いた実質増加率は2.9%で、世界のGDPに占める割合は2.5%となり、2009年以来の高水準となった。なかでもヨーロッパの軍事費は14%増と最も大きく伸びた。また、中国共産党(中共)政権による軍事的圧力に対応するため、台湾の国防支出の伸びも1988年以来の高水準を記録した。
SIPRIの軍事支出・兵器生産プログラムの研究員、シャオ・リャン氏は、「2025年の世界の軍事支出は再び増加した。各国は、戦争、不確実性、地政学的混乱が続く中、大規模な軍備増強を進めている」と述べた。
さらに、「現在のさまざまな危機に加え、多くの国が長期的な軍事支出目標を掲げていることを踏まえると、この増加傾向は2026年以降も続く可能性が高い」と指摘した。
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