2017年12月8日、愛知県豊田市にあるトヨタの堤組立工場の生産ラインで、第4世代トヨタ・プリウスを組み立てる作業員たち(北村俊文/AFP via Getty Images)

トヨタの3月EV世界販売が過去最高に 燃料高騰で乗り換え需要拡大

トヨタ自動車が27日発表した2026年3月の電気自動車(EV)の世界販売台数は、前年同月比2.4倍の3万5524台となり、単月として過去最高を記録した。イラン戦争の影響による燃料価格の高騰を背景に、ガソリン車からEVへ乗り換える動きが広がっている。

ブルームバーグによると、販売増を後押ししたのは、世界的な燃料価格の上昇である。エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の航行再開のめどが立たない中、ガソリンや軽油の価格が急騰しており、世界各地で電気で走るEVへの関心が高まっている。燃料価格の高止まりが続けば、エンジン車からEVへの乗り換えを促す状況もしばらく続くとみられる。

地域別では、日本での伸びが最も大きかった。日本のEV販売は前年同月比約42倍の3千台となった。北米では3.4倍の約9千台、中国を除くアジアでは12倍の約1千台を記録した。ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車全体の世界販売も、同7.6%増の51万1007台となった。

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