マレーシア沖に「影の石油拠点」 イラン原油 中国向けに密輸か
CNNはこのほど、マレーシア近海の一部海域が、監視の届きにくい「海上の石油積み替え拠点」となっており、イラン政権と中国共産党(中共)が、この海域を利用して石油取引を行っている疑いがあると報じた。
この海域はシンガポール海峡の東側入口付近にあり、EOPL錨地(びょうち)と呼ばれている。マレーシア半島の海岸から約43マイル、約69キロ離れており、マレーシアの排他的経済水域内にある。
4月21日、米軍はインド洋でタンカー「ティファニー」を拿捕し、船内に積まれていたイラン産原油190万バレルを押収した。CNNが衛星画像を分析したところ、このタンカーは当時、EOPLで積み荷を降ろすために向かっていた可能性があるという。
関連記事
トランプ氏によるイラン核施設への軍事攻撃を支持する政治評論。核開発の手遅れになる前の「行動」こそが、危機を回避し世界をより安全にしたと論じる
停戦合意を受け、ホルムズ海峡の通航が再開。原油価格は衝突前の水準に戻り、天然ガス市場も第3四半期以降に安定へ向かう見通しだ
米国とイランの交渉進展を受け、ホルムズ海峡をめぐる緊張が一時緩和し、国際原油価格は下落した。米専門家が、価格上昇の背景には供給不足ではなく物流不安と市場心理があったと分析
6月23日、ヴァンス副大統領はスイスで、イラン代表団との会談について、両国間の恒久的な合意に向けた土台を築いと述べた。4つの成果をアピールした
トランプ氏は、イランがホルムズ海峡を封鎖すれば壊滅的な攻撃を加えると警告し、米国による海峡管理にも言及