米駆逐艦 再びタンカーを阻止 イランの原油貯蔵能力が限界に
米軍による封鎖作戦の開始以降、すでに数十隻の船舶が進路を変え、イランの港へ戻った。トランプ米大統領は、イランが石油輸出を断たれたことで、石油パイプラインの圧力が限界に近づき、いつ破裂してもおかしくない状態にあると指摘した。また、イランが示した最新提案について、ルビオ国務長官は「米国は、イランがホルムズ海峡を交渉材料にする行為を容認しない」と強く批判した。
米軍は現在、イランに対する封鎖を継続し、イランの港湾に出入りする船舶を阻止している。これまでに38隻の商船が、米軍の指示により進路を変更した。
現在、米軍はペルシャ湾、アラビア海、インド洋に3つの空母打撃群を展開している。中東周辺海域で3隻の空母が同時に作戦行動に当たるのは2003年以来初めてで、戦闘機200機、海軍・海兵隊員合わせて1万5千人が配備されている。
関連記事
ベッセント米財務長官は、ホルムズ海峡が今後2年で戦略的重要性を失うとの見方を示した。イラン情勢を背景に、UAEやサウジアラビア、イラクなどではホルムズ海峡を迂回する石油パイプライン整備が進んでいる
イランとオマーンがホルムズ海峡の新航路座標で合意し、共同声明は最終調整段階に入った。トランプ大統領は早期合意成立の可能性に言及し、原油価格も一時下落。だが通行料や管轄権、米国の港湾封鎖など核心問題はなお平行線だ
米エネルギー大手シェブロンが、イラクの油田への投資とシリア経由のパイプライン建設を検討している
トランプ大統領は、ホルムズ海峡を航行する船舶に課す予定だった20%の護衛費を撤回すると明らかにした。湾岸諸国との協議を受け、費用徴収の代わりに対米投資を受け入れる方針に転じた
米国のトランプ大統領はイランへの海上封鎖再開を発表。対象はイラン船舶と関連取引に限定し、ホルムズ海峡の航行は維持すると強調。原油輸出への影響が懸念される