ロシアのプーチン大統領が19日、中国・北京に到着した。(Getty Images)

トランプ氏訪中直後にプーチン氏訪中 中ロの思惑とは

トランプ大統領が訪中日程を終えた直後の5月19日夜、ロシアのプーチン大統領が北京に到着した。専門家の間では、プーチン氏が慌ただしく訪中した背景には、米中接触の「本音」を探る狙いがあるとの見方が出ている。実態としては、中ロ双方が思惑を抱えた「利益分配会議」であり、両国が対応策を協議したとの分析もある。

中国共産党系メディアによると、19日午後11時12分、プーチン氏を乗せた専用機が北京首都国際空港に到着した。出迎えには外交部長の王毅が姿を見せた。プーチン氏は滞在中、中国共産党(中共)トップの習近平と会談する予定である。

著名メディア人の李承鵬氏は20日、Xへの投稿で「25回目の訪中となるプーチン氏が首都空港に降り立ったが、歓迎に集まった若者たちはプラスチック製の造花を掲げ、軍楽隊こそあったものの、トランプ氏訪中時ほどの盛大な演出ではなかった」と指摘した。出迎えも王毅外相のみで、式典は短時間だったという。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が施行した「民族団結法」をめぐり、ニュージーランドのピーターズ外相は、同法は国内で法的効力を持たないと述べた。ACT党議員は、中共側への抗議を求めている
ロイター通信は、ロシア軍要員が中国で秘密訓練を受け、ロシアと中国の将官少なくとも4人が関与していたと報じた。訓練には核・放射線関連の内容を含む3週間の課程も含まれた
米通商代表部は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を現行のまま更新することに同意しないと発表した。協定は引き続き有効だが、今後は年次審査に入る
高市総理はインドを訪問し、経済安保や投資連携の強化を協議する。モディ首相との会談や経済フォーラムを通じ、戦略的利益を共有。中国の威圧を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指す
ペルー大統領選で保守派のケイコ・フジモリ氏が僅差で勝利。この結果は、アルゼンチンのミレイ大統領誕生など中南米全域で加速する「右傾化(保守の波)」を象徴しており、地域の政治潮流の転換点を描いている