欧州 レアアースの「中共依存」脱却 独自の価格指標を構築へ
EU支援の重要鉱物機関「EIT RawMaterials」のベルント・シェーファーCEOは、ヨーロッパは特殊金属やレアアースについて独自の価格指標を整備し、中国への依存を減らすとともに、採掘・加工分野への投資を促す必要があるとの見方を示した。
現在、中国共産党(中共)はレアアースを含む多くの重要鉱物のサプライチェーンを主導しており、価格も透明性に欠ける国内市場を通じて左右している。
シェーファー氏は5月20日、ロイターの取材に対し、透明性の高い価格基準がないため、西側の開発企業は投資判断を下しにくくなっており、ヨーロッパではコストの高い一部のプロジェクトが延期を余儀なくされていると指摘した。
関連記事
欧州が再び不穏な状況になっている。10月30日、イタリア各地で大規模な抗議活動が発生した。フランスとドイツでも、市民が10月31日に街頭デモを行う準備を進めている。ドイツの当局者は、フランスの混乱がドイツでも繰り返される可能性を懸念している。
スペインの高速鉄道で起きた重大な追突事故で、少なくとも68人が死亡した。新たに公開された運行指令の通話録音3件から、事故前の重要な17分間の経緯が明らかになった。
セルビアの議会選で学生主導の新勢力が過半数を獲得し、政権交代が確実となった。「一帯一路」関連の駅改修後に起きた崩落事故を機に、汚職や不透明な契約への抗議が拡大。12年続いた与党支配を揺るがした
EUが中国製品への輸入制限拡大を検討している。化学品、家具、機械などを対象に、輸入割当や追加関税を導入する案が浮上。対中貿易赤字が3600億ユーロに達するなか、早ければ2027年初めにも具体案を示す見通しだ
欧州の過度なEVシフトと中国勢の台頭による自動車業界の苦境をレポート。補助金や規制に依存した市場の歪みと、西側メーカーが直面する課題を解説します